経済学・“景気対策(景気政策)“は当面する第一の社会問題。更に地球環境問題も。

昨今、これだけ経済的不安定が大きくなると、経済状態を安定させる事、“景気対策(景気政策)“は我々の当面する最も大きな社会問題といわざるを得ません。

アメリカから始まった今回の経済的混乱、“不況状態“を克服する事は我々のこの社会の安定を確保する為の大問題足らざるを得ません。

昨今の世論調査等でも失業の危険を考えるサラリーマン(ウーマン)が4割近くいると言う様なことも発表されています。失業となれば生活の全ての前提が崩れる事になり、又社会学的に言っても犯罪等も増える事となります。

今春、学費を払えなっかた高校生が入学式に出られなかった事が有りましたが、教職員組合等の調査によればこの日本に参加費が払えずに修学旅行等に参加できない公立高校の高校生が少なくとも数千人居る事があきらかになっています。

失業ともなればそのような悲惨な事態はもっと広がるでしょう。あの戦前の昭和恐慌時に弁当を持ってこられなかった東北地方の小学生の事が有りましたが事態はあまり変わっていないのでしょうか−あれから数十年が過ぎています。

これを改善できないとするなら経済学者、社会科学者は怠慢のそしりを免れないでしょう−テレビに出て好きな事を言っているだけではすまないのです と言うよりそういう観点が全く欠落している自称“エコノミスト“も少なくありません。その存在を許すなら経済学徒の一翼足らん我々も同罪でしょう。

更に問題を困難にしているのは、現代のもうひとつの大きな問題である地球環境問題です。一般に不況を克服する為には“消費を増やせばよい“と言うのが一般的セオリーでしたがCO2削減の為にはそうはいかないのです。その点も視野に入れて問題に取り組む必要が有るのが現在のこの問題の困難性です。

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